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心のきずな61
【2359】 びんご 2012/05/19(Sat) 14:19
お久しぶりです、びんごです(覚えている方がいらっしゃるかどうかわかりませんが…)。

子ども会とPTAの動きには日々アンテナを張っているつもりでしたが、今日あるブログを見ていて初めて日本PTA全国協議会の「心のきずな61キャンペーン」を知りました。
あれこれ検索してみると、単Pを通じて募金袋が各家庭に届いている地域も結構あるようですね。

うちの小学校PTAも、県P連、市P連が動いていたら下りてこないはずがないのだけれど…、県P連のHP見たらこの件の記事はとりあえず何もなかった。
平成24年〜平成28年の五ヵ年事業で、毎年5月7日〜5月31日が強化月間(つまり毎年5月に募金を集めるということかな)なんだけど。

いや、募金の趣旨についてああだこうだ言うつもりはありませんが、ただ、「『全国のPTAが皆さんを見守っています』というメッセージ」が、今の私にはちょっと受け入れがたかったもので、思わずスレを立ててしまいました。


【日Pホームページより概略】
 未曾有の被害をもたらした東日本大震災から、一年が経過しました。
 しかし、復興への道のりは程遠く、被災地における子どもたちの環境も、健全な状況に戻すには、更なる支援が必要です。
日本PTAは、継続支援の方向性を検討し、「心のきずな61キャンペーン」という名称で支援活動を行います。
 これは、震災で保護者を亡くした子どもたちへ、公益信託基金「東日本大震災日本PTA教育援助基金」を設立し、就学助成を行うものです。
 大切な心のよりどころを失った子どもたちに、「全国のPTAが皆さんを見守っています」というメッセージを伝えたいという思いを込めました。つきましては、街頭募金に引き続き、別紙要項にしたがって、チラシによる支援金の募金活動を展開いたしたく、ご協力いただきますようお願い申し上げます。

【2361】 そらみみ 2012/05/19(Sat) 14:47
趣旨には賛同しますが、日Pは自らの活動を見直したら?と思いますね。仕分けが必要な活動があると考えます。
震災孤児への援助は必要ですが、学校管理下で亡くなった例えば石巻大川小学校の子供たち、つらい思いをしている遺族たちへも目を向けてほしいなと思います。
他にやることあるんじゃないですかね。日Pは


【2362】 びんご 2012/05/19(Sat) 15:45
参考にした個人ブログは…

「とあるオヤジ」さん
→PTA5月執行部会の議事の一つに挙がっていました。
日本PTAから3月11日付けで発行された連絡が市P連内部で5月まで留め置かれ、単Pに連休明けてから通知があったようで、月末までに集金の対応が取れないので今年度は見送り(来年度は活動案・予算案に入れる)。
「会員世帯から個別に寄付を募る場合、集計作業と現金の取り扱いに関して、現在の当PTAのマンパワーでは対応しかねることは合意。」との文言になるほどと思いました。

「くろ」さんのブログ
→名前も金額も書かない現金の募金袋。「親いじめの組織なんて信用できないのです」というご意見に、これも納得。

当方先日、「小学校の図書室の図書が買えない、ドッジポールも20個しかないが買い足すお金がない等々→PTA会費を月100円値上げ」というPTA総会でいろいろ意見したばかりで頭がカッカとしていたところだったので、何だかなぁと思ってスレ立てしてしまいました。

なお被災地の子ども支援は、自分が信頼している団体を通して個別にやっております。念のため。


【2363】 PTAのあり方とは・・ 2012/05/19(Sat) 16:54
びんごさん>お疲れ様です。
総会での「学校支援」案は議決されたのですか?
「議案作成までの流れ」と「議決結果」に関心があります。
朝日新聞のコメントにあった「流れ」にあるようですので…。

そらみみさん>御意!


【2367】 FJN 2012/05/19(Sat) 21:41
札幌市PTA協議会系のサイトからも関連チラシ(PDF文書)にアクセスできます。
 ■そのサイト――★click here★
ちなみに、「日本PTA全国協議会の震災対応委員会です・・・」とプロフィールに書かれたブログ――★click here★――には別段なにも触れられていません。

なお、日付&発信者が明記されていない《「心のきずな61キャンペーン」》なるPDF文書が社団法人日本PTA全国協議会サイトで読めるゆえ、資料としてコピペします。
「心のきずな61キャンペーン」

趣 旨

平成23年3月11日から1年が経過しました。

被災地は復興に向けて懸命の努力を続けています。しかし現状は、瓦礫の撤去もまま
ならず、家をなくした人々は、仮の住まいでの生活を強いられ、子どもたちは、近隣
の学校や仮設校舎での勉強を余儀なくされています。加えて、原発事故による放射能の
問題も、先の見えない不安を与え続けています。1 年を経ても復興への道のりは、はる
か遠く、今は最初の一歩を踏み出したに過ぎないといっても過言ではありません。

日本中が一つになり被災地の支援を継続していくことはもちろんですが、日本PTA
は、子を持つ親としての観点から、被災した子どもたちへの継続支援を行っていく必要
があると考えています。これまで多くの義援金を寄せていただきましたが、今回の被災
はあまりにも甚大で十分な支援とはいえません。

そこで日本PTAは、「心のきずな61キャンペーン」と題して、被災した子どもた
ちへの継続支援を行います。本キャンペーンは、震災で親を失った遺児、孤児を対象と
して、全国から支援金を募り、公益信託基金「東日本大震災日本PTA教育援助基金」
を設立し就学援助金を支給するものです。

親という「心のよりどころ」を失った子どもたちが大勢います。日本PTAは、子を
持つ親の組織として、そのような子どもたちに「全国のPTAが、皆さんを見守り、応
援しています」という明確なメッセージを伝えていきたいと考えています。
そして日本PTAでは、今までも心のよりどころである親を亡くした子どもたちが全
国にいることも鑑み、その子どもたちへの支援についても検討すべきであると考えてい
ます。

本キャンペーンは、日本PTA所属協議会による「街頭募金」と併せて、全国のPTA
に所属する家庭に「チラシを配布すること」で呼び掛けを行い、賛同していただける方々
からの募金という二つの方法で支援金を集めたいと考えています。

多くの人が、被災地へ思いを寄せ、心を一つにすることが、なによりも大きな、被災
地へのエールになるものと確信して「心のきずな61キャンペーン」を実施します。
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チラシによる支援金募金活動 実施概要
・実施目的
日本PTA所属の全家庭に、支援金募集のチラシを配布し、賛同しいただける方から募
金を募ります。集まった支援金の中から、印刷費、送料等の経費を差し引き、公益信託
基金「東日本大震災日本PTA教育援助基金」を設立し、震災による遺児、孤児に対す
る就学助成を行います。
家庭において、被災地の子どもたちを思いやり、自分たちにできる支援が何なのかを考
えることは、被災していない子供たちにとっても、大切な「気づきの機会」になること
を確信し、日本PTAから直接メッセージを伝える手法で、キャンペーンを行います。
また、被災地の子どもたちに対する支援の意識を風化させないために、このキャンペー
ンは、5ヵ年継続で取り組むものとします。(街頭募金については、毎年。チラシについ
ては、初年度の募金額により、判断します。)
今、PTAだからこそできる支援活動として、全国のPTAが心を一つにして、この募
金活動を展開します。
・<目標金額>
9億5千万円
・<募金実施日時>(強化期間)
平成24年〜平成28年 5月7日〜5月31日
・<対象>
日本PTA全国協議会所属の全家庭
・<後援および協賛企業について>
○後援依頼先(予定)
文部科学省、全国連合小学校長会、全日本中学校長会
○協賛企業依頼先
賛助会員及び物品推薦をしている企業に依頼。
・支援金の活用(給付対象者および給付基準)
対象者:東日本大震災により保護者の双方、又は片方を亡くした児童、生徒。ただし、
平成23年度4月1日現在で小学校及び中学校(またはこれらに準ずる学校)
に在籍する児童、生徒。平成24年以降は中学校を卒業した生徒は対象外と
する。その代わり、新たに小学校に入学した未就学児を対象者に加える。
期 間:平成23年4月にさかのぼり開始。受給者が15歳の誕生日を迎えた学年の
終了月まで
助成金:1 万円 ( 受給者1 人当たり、1 か月の支給額 )
*上記基準等の詳細は、(仮称)信託要項において定める。
          2/2
  ■社団法人日本PTA全国協議会のHP――★click here★


【2368】 横浜市民 2012/05/19(Sat) 22:30
今日、とあるイベントに行って来たのですが
(学校、PTAとは無関係)
このチラシを配っていました

最後のほうにちょこっと
支援金の一部は印刷物、郵送料の経費に充当する
とも書いてあります
日Pって身銭は切らないんですね

別の大きな団体も身銭をきらず
募金から手数料を取ることで話題になってますよね
似たようなものなのかな?


【2373】 びんご 2012/05/20(Sun) 11:43
びんごです。
当校PTA総会での決算・予算の件については、そのうち別スレを立てて報告致します。

>最後のほうにちょこっと
支援金の一部は印刷物、郵送料の経費に充当する
とも書いてあります

私もここは気になりました。
なお、鳥取県PTA協議会のHPでは、
「23日P協発第137号 平成24年3月22日  PTA会長殿 学校長殿  社団法人日本PTA全国協議会会長相川敬≪公印省略≫」のお願い文書がPDFでアップされています。
★click here★
その中の実施要項に、以下の記載があります。

>6.依頼事項(単位PTA・学校にお願いする事項)
○学校と連携をして、全家庭にチラシを配布してください。
○学校と連携して、募金袋による支援金の受け取り窓口を設置してください。
(集金方法は、学校と連携して、集めやすい方法を選択し、周知してください。)
○学校と連携をして、賛同いただいたご家庭からの支援金を集め、所属都道府県、政令指定都市PTA協議会に送金してください。
(送金手数料は、支援金から差し引いても可とします。)

集めた募金から送金にかかる費用を出すというのは、一般的に行われていることなのですか?


【2376】 びんご 2012/05/20(Sun) 12:02
なお、ライラパパさんが激怒しそうなのですが、岡山県PTA連合会のHPにアップされている岡山県PTA連合会長名の募金活動依頼文書には、

>対象 PTA会員(保護者・教職員・児童・生徒)

とあります。★click here★

同じページの昨年度募金活動報告の金額一覧を見る限りでは、各学校の募金額はPTA、児童会または生徒会で集めたものの合計という意味ですかね?


ついでに、岡山県PTA連合会では被災されたPTA会員の岡山県への受け入れ支援として、PTA会費の負担分の全額免除を行っています。★click here★

そこまできめ細やかな配慮を県Pとしてできるのに、今まで就学援助金受給世帯の会費負担免除とか、聞いたことないですね…(うちは岡山ではありませんが)。
個人情報の問題とか絡むのかな? いや、平等、公平の原則から?

いやいや、被災地支援にからめて嫌みを言いたくて立てたスレではないのですが…。そこのところはご理解くださいね。


【2377】 FJN 2012/05/20(Sun) 12:32
びんごさん、鳥取県PTA協議会のサイトで読める《23日P協発第137号》系の文書(全4枚)は、【実施概要】の文面(日本PTA全国協議会サイトで読める)と【実施要項】の文面とが比較できる――【賛同しいただける方】から【賛同していただける方】に推敲されたことetc.――など、実に興味深い内容です、御示唆に感謝します!
・・・とりわけ私は「日本PTA全国協議会所属の全家庭」という物凄い表現を読むたびに『モノスゴイ表現だなぁ』と思います。
また、「(仮称)信託要項」において定められる「基準等の詳細」で「保護者の双方、又は片方」や「新たに小学校に入学した未就学児」などがどのように定まるか、にも注目したい気でいます。


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