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新聞にPTA会費不適切使用についての記事相次ぐ
【2461】 湖岸のA 2012/07/05(Thu) 14:39
読売新聞にPTA会費(保護者からの徴収金)の不適切使用についての記事が相次いで掲載されました。さすが全国紙!調査も全国区だし、情報公開請求もして気合いを入れて調査したようですね。

平成24年7月1日
*PTA会費 広がる不適切支出 読売新聞調査 ★click here★

平成24年7月4日
*公立高PTA会費、最高15万円・地域差30倍 ★click here★

驚いたのは、某島根県立高校では生徒一人あたり年間15万円も引き落とされるのだそうです!(*_*)!島根の人は金持ちが多いんだなぁ。(俺なら、破産だな。)

昔から学校の財布と言われているPTA会費。特に高校になると「義務教育」の箍が外れるので、校長や教職員の「自律神経」もゆるゆるになるのでしょうか。

私は高校のPTAに非加入届を出した直後、校長からPTAの必要性を説明したいとのことで校長室でご高説をお伺いしたことがあります。その冒頭で校長は「部活動の顧問の先生には休日出勤手当が出ない。PTAから出してもらっている。」「グラウンドの砂が大雨で流された場合、公費ですぐに修繕できないので、PTAから出してもらっている。」とか話してました。(許可を得て、全部録音してあります)。

7月1日の記事によれば、部活動の遠征費や校舎修繕費という支出が他府県でもなされていて、恐らく公立高校のPTA会費の不適切使用(教職員にとっては都合の良い使用)は全国的なものがあるのだと思います。
まぁ、校長とか教職員は全国的に研修などで交流があり、過去からPTA会費を都合の良い財布としてきた「旨味」はすぐに広まったということでしょうか。

7月4日の新聞記事は興味深い一文がありました。庭木の手入れにPTA会費が使用されていて、その件に関して

校長は「庭木の手入れなどは県教委に予算要求しても認められない。保護者から要望があり、PTA総会で了承も得ている」と話す。

まず、この校長は庭木の手入れ(学校施設の一部)に関する費用は本来、県に要求すべきものと理解しているであろうことが分かる。
次に、実際に予算要求をしたかどうかが不明ながら、「どうせ来年度も認められないから予算要求すること自体をや〜めた」ってことのように読める。つまり、無駄な労力は使わないか、無駄と思われる努力はしないということを実践している?。生徒にはどのように教えるのだろうか。
疑問なのは、庭木の手入れを「保護者からの要望」としていること。島根県の皆さんはどうか知らないですけど、私は息子が通う高校の庭木の手入れについて学校に要望しようと考えたことがない。先の文章から推測するに、無駄な努力をすることなく都合の良いPTAの金でやっておこうと校長が考えたのではなかろうか。

醜悪なのが、「PTA総会で了承も得ている」という言葉。任意団体の手続きを踏んでいるからといって、その行為が正当化されるわけ? もし校長が言うなら「県教委の了承も得ている」と言えなければならないんとちゃう?(じゃない?の関西弁(^^;;;;)

私が出席したことがあるPTA通常総会は2回。出席者はほんの数十人、そのほとんどが役員と学級委員。(事業計画と予算案など)全ての議案は開催前から委任状で可決が決定している。質問ゼロ。いわゆる「シャンシャン総会」だ。

推測の域を出ないが、ほとんど全ての任意団体の総会とはそんな程度で、了承を得ていると胸を張れるようなもんじゃぁない。それに、たかが任意団体の総会の了承が法律を凌駕するわけでもなく、公序良俗に反することは総会の議決があったとしても民法第90条?に違反し、議決自体が無効。単純に書くと、地方財政法違反の支出をPTA総会で可決しても、その議決自体が無効になるってこと。換言すれば、「PTA総会で了承も得ている」「それがどうした?!」となる(^^)/

色々邪推を含めて記事を読んでいくと、高校のPTA会費など保護者からの徴収金は校長の息がかかった使い方になっているということではないかなぁ。つまり、PTA会長は保護者から選んだかもしれないが、お金の使い方は校長や教職員の美味しいように使っているという実態があるんじゃないの?!その他にも都合の良い徴収名目を策定して財布を肥やしたり、出張費や給料の二重取りも含めて、全国の公立高校で公務員法違反、学校教育法違反、地方財政法違反、社会教育法違反などが横行している!って読売新聞は糾弾したかったのではないでしょうか。

【2462】 猫紫紺 2012/07/05(Thu) 16:28home
御意であります。

読売新聞、頑張っておられますね!

現実は、地方格差が教育格差、そしてPTA格差(活動内容や会費、寄付上乗せ金の有無など)に反映されています。法律が、そのような仕組みになっています。
個人的には、喫緊の措置としては、義務教育国庫負担金などを、都道府県別の財政事情に合わせて傾斜配分するのもありではないかと考えます。もちろん、熟議が必要な事柄です。

法律の理念通り、「教育の機会均等と義務教育無償の原則」を貫ければいいですし、OECD諸国中、日本の教育費(対GDP比)は最下位レベル★click here★ですから、一保護者としては、ぜひ、教育費は拡充してもらいたいです。子どもの未来のために。ひいては日本の力の底上げのために。

しかし、現実に、税収が落ちており、地方格差が発生しています。
「私費負担もやむなし」と考える人々もいるようです。
親心としてはわかりますが…私費負担が横行すると、格差がますます広がる懸念があります。
企業がPTAに参加でき、ファンドレイジングを行えるアメリカのように。

文科省も今年の5/9に実態調査に乗り出していますから、私費会計の学校運営金流用について、規範整備がされることを期待しています。


【2466】 湖岸のA 2012/07/06(Fri) 15:35
猫紫紺さん こんにちは(^^)

大阪市の橋本市長がよく使う言葉 「ガバナンス」 の問題も大きいと思います。

市長や知事が教育の中立性とか言われて、何も言えぬ時期が長かったためでしょうか教育委員会以下の教職員はぬるま湯状態でやりたい放題なのではないでしょうか。

企業なら限られた資本の中で如何に経営していくかを必死で考えて取り組みますが、学校経営は議会によって(民主的に)決定された金額が足りないと、すぐに他人様の財布に手を出しているってことに見えますが、どうなのでしょう?

対GDP比についてはよく耳にしますが、分母(日本のGDP)が違ったり、為替レートが違ったりすると思うので、よくよく調べた事がないので、どの辺りがどうなのかは釈然としません(*_*)

ところで、先のような校長とか学校運営に携わってきた方々の中で、私のようにとんがった意見を述べず、上手ぁ〜く、当たらず障らず?、臭いものに蓋をするなどして出世すると、教育委員会なんかへ行くのでしょうか?

各、都道府県や市町村で選任される方々は千差万別かもしれませんが、教頭→教育委員会→校長、とか、教頭→校長→退職金→教育委員会(天下り)なんてルートがあるように聞いたような気がします。

先日来報道されていることしか知りませんが★click here★、大津市教育委員会の対応について憤慨しています。あのTVに出ていた教育委員会のご老人方、はやはり教育界出身なのかなぁ。

まぁ、今までも期待してないけど。
税金もったいないと思う。


【2467】 ボケの花 2012/07/06(Fri) 16:34
スレ違いですが、湖岸のAさん。

大津の件はとんでもない展開になっています。
ここには貼れませんが。


【2470】 猫紫紺 2012/07/07(Sat) 23:16home
湖岸のAさん、不勉強ですみません。本当に難しい問題なんですよね。

「ガバナンス」の意味がよくわからなくて(しかも橋本市長の使う意味ってなんでしょう)調べてみたら、
 ★コーポレートガバナンスの検索結果――★click here★だけでもこんな量。
 ★ガバナンスの検索結果――★click here★

なので、申し訳ないことですが、ガバナンスがよくわかってないまま書きますね。

>学校経営は議会によって(民主的に)決定された金額が足りないと、すぐに他人様の財布に手を出しているってことに見えます

確かに、自校PTAでも、3人目のお子さんがもうすぐ卒業――という方から、「学校はすぐPTAのお財布を狙ってくるから、ひもは、固くね!」とアドバイスされたエピソードがあります。東京都で、です。

ただ、学校関係の本を2冊読んだ限りでは、学校長の予算裁量範囲はとても狭いものなんだそうです。
それで、議会から決まる予算の使途も決まっているので、やりくりは結構大変、という台所事情はあるそうです。

教育委員会のことは、さっぱりわかりません…。申し訳ないことです。ただ、事務方と、教育施策を決める学識経験者からなる集団(数人?)と、2通りの組織があるみたいです。


【2474】 湖岸のA 2012/07/09(Mon) 16:53
ボケの花さん
 あんな酷い判断や対応を平気でできる人々が教育委員会なのですから、PTA会費の不適切使用について是正なんてできるはずないですよね。

猫紫紺さん
ガバナンスは統治って感じのニュアンスでとらえています。

校長の裁量範囲が狭いのは、教育の機会均等を実施するための制度なのではないでしょうか。文科省から見れば、校長はたかが中間管理職、勝手にカリキュラムを変えるとか、公費を徴収するとか、勝手なことをしてもらってはこまるってことではないでしょうか。

手短ですいません。教育委員会について少し勉強したいです。
ご存じのかたは、ご教示くださいm(__)m

(自分で調べる努力をせず、知っている人に安直に聞こうという怠慢な姿勢で申しわけありません。事前に謝っておきます)


【2475】 ボケの花 2012/07/09(Mon) 18:14
加害生徒のうち一人の保護者が元P役員だったとか…

教育委員会ですか…

ざっくり言うと、教員の採用配置給与待遇処罰をどうこうできるのは、都道府県教育委員会。

学校を建築したり、整備したり、国や県から降りてきた通達を市内の公立校に通知するのが、区市町村教育委員会。
国や都道府県内共通統一仕様ではない地元の教育に走ったりもしますが。

特にリアルな教育の場面での予算を握っているかいないか、で判断すると、必然、都道府県教委は「強力」になり、区市町村教委は「お飾り」になりがちです。
どちらも対外的に公表されている委員は名誉職の雰囲気満載ですが、実際に業務にあたるのは自治体の学校教育課や学務課とネーミングされているセクションの公務員の皆様です。

わが子がいじめられたら、区市町村教委に行ってはいけません。業務外ですし、時間の無駄で、解決回復が遅くなります。
で、うちは区には転校相談だけ、解決回復の端緒では都に行きましたー。
正確に言うと、都児相と都教育センター。
東京都は、都教委とは別にいじめ・不登校・指導力不足教員の相談を扱う教育センターがあります。

児相は、都道府県と政令指定都市のみの設置なので、ご自宅や学校が児相から遠方だと、躊躇されることもあろうかと思いますが、区市町村教委に行くよりは、児相に電話したほうがマシ、は私見です。

役所は管轄を守って、正しく利用させていただきましょう。


【2476】 FJN 2012/07/09(Mon) 19:02
教育委員(1人を除いて非常勤職)による会議(月イチの定例会&臨時の臨時会)の内容は会議録(地方自治体の教育行政系サイトで公開している場合が多い)を読めば感触がつかめるかもしれません。この会議には教育委員の1人である教育長(常勤職)が出席して教育行政報告etc.をします。会議の議長は、教育委員の1人である教育委員長(非常勤職)がつとめます。教育委員長代理(非常勤職)という肩書きの教育委員もいます。会議予定は地方自治体の教育行政系サイトに載るので、傍聴すれば、会議の活発度が如実に感じられるかもしれません。傍聴は、教育委員(常勤職の教育長1人,非常勤職4〜5人)と顔見知りになる機会ともなります。
この会議が「教育委員会」と呼ばれることがあります。

また、教育長がトップで仕切る教育行政事務担当セクション(メンバーは教育次長やら○○課長やら△△係長やら指導主事やらの地方公務員など常勤がほとんど。嘱託職員やアルバイト職員やパートタイマー職員も少々いる)も「教育委員会」と呼ばれることがあります。

「教育委員会」という名称を聞いたり読んだり見たりする場合、上の2つがゴッチャになって受け取られることは少なくないようです。ゴッチャになって受け取られることを狙っているのかもしれません。

システムとしての教育委員会制度を自学自習できるサイトの一つに、キョーイ連サイトがあります。
 ◆キョーイ連(全国都道府県教育委員会連合会)サイト――★click here★
ネットで読める小学館の《日本大百科全書》の項目【教育委員会】でも自学自習できるかもしれません。
 ◆そのサイト――★click here★
<Think!PTA!>サイトのLINK集20番に《日本の教育制度と教育実践―研修のためのヴィジュアル教材―》――★click here★――と紹介されている筑波大学系サイト(英語版もあるので英文ウィキ用にパクれそう)も、ナニヤラカニヤラ参考になるかもしれません。
 ◆筑波大学系サイトの概要――★click here★
 ◆そこのPTA関連サイト【Z 学校と地域・保護者との連携】――★click here★

なお、【mext 教育委員会】でググって適当に画面を読み、惹かれたところにアクセスすると、文部科学省系の情報に触れることができるかもしれません。
 ■そのググった画面――★click here★

ちなみに、地方自治体の教育委員会は、地方議会に、教育行政事務の状況を点検して評価した報告書を提出します。かつて一般世間では「アリバイ的な報告書!」「自画自賛オヂサンぽい報告書!」と思われていた時期もありますが、今もその時期なのかどうかは定かでありません。
一般世間にも公開されるこの報告書は、各自治体のサイトで読める(たいがいPDFファイル)ことが多く、そのサイトには、イントロふう前書き/解説文 が付いている場合がほとんどです。
一例として、神奈川県海老名市のもの↓を紹介します。
「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」が平成19年6月に改正(平成20年4月施行)され、教育委員会は毎年その教育行政事務の執行状況について点検・評価を行い、その結果に関する報告書を作成し、議会に提出するとともに公表することとされました。
 海老名市教育委員会では、法の趣旨に則り、効果的な教育行政の推進に資するとともに市民の皆様への説明責任を果たすため、教育行政の取組みに対する点検・評価を行い報告書としてまとめましたので、ここに公表いたします。
 ●そのサイト――★click here★

教育委員会の定例会の会議録のサンプルとして、2011年12月15日(木)の大津市教育委員会のものから、以下、「いじめ致死」ともいえる事件に関する報告部分をコピペします。
市内中学校生徒の死亡事故に伴う対応について、学校教育課からお願いします。
市内中学校生徒の死亡事故に伴う対応について、ご報告申し上げます。
<資料にて説明>
大変ご心配をおかけしております、市内中学校生徒の死亡事故に伴う対応について、現時点までの報告をさせていただきます。
改めまして、当該生徒のご冥福をお祈りいたします。
まずはじめに、1 当該生徒(A君)に係る事実の経過について、1学期から夏休みまでは、友人関係で気になる状況はありませんでした。9月以降は、友人とじゃれあったり、ふざけあったりする場面が見られ、時折ふざけが過ぎる等の気になる場面では、担任がA君を心配して声をかけることが数回ありました。
9月26日(月)に、A君の保護者が来校して、お金の使い道等について担任、学年主任と相談され、保護者はお金のことは本人には話さないように依頼されました。
9月末か10月初旬、担任が、クラスの生徒から「いじめでは」との声を聞き、放課後、担任がA君に確認するが、「大丈夫、互いにやってるし」との返答でありました。
10月5日(水)に、クラスの生徒から「トイレでいじめてる」との声を聞き、担任がトイレに駆けつけました。到着した時点では、既に終わっていましたが、A君と他の1名の生徒(B君)との「けんか」があったとして、帰りの会終了後、両者を教室に残し事実確認と指導し、その場で両者謝罪しました。
その後、担任はB君を先に帰してA君から改めて聞き取りを行い、A君からは「大丈夫、B君とは友達でいたい」との返答でありました。
その後、両保護者に連絡して来校を要請し、それぞれの保護者に別々に事実の説明を行いました。
この時点では、いじめについての認識はありませんでした。
10月11日(火)に、A君がマンションから転落し死亡。8:30にA君の保護者からの連絡により学校が事実を把握し、9:00に学校からの連絡により市教育委員会が事実を把握しました。午前中に、校長が担任、学年主任等からA君に関わる指導経過等について報告を受け、その後、市教育委員会の指導主事が同席のもと、警察による事情聴取(校長、教頭、担任、学年主任、養護教諭)がありました。
昼頃に、A君の保護者から学校へ「公表してほしくない」「そっとしておいてほしい」旨の電話連絡が入り、その旨、校長から市教育委員会へ電話連絡が入りました。
午後から、校長が記者取材を受け、「これという原因は思い当たらない」「いじめは現時点では把握していない」と答えました。
夜に、臨時PTA本部会議と臨時学校協力者会議を開催いたしました。緊急保護者会を開催すべきとの意見もありましたが、ご遺族の意向を尊重し、開催しないことに決定しました。
10月12日(水)、スクールカウンセラーの終日配置を決定し、不安定な生徒へのケアに努めました。
一部の生徒から、A君に対する暴力やけんか等に関する情報が寄せられ、学校は調査の必要性を認識し、10月13日(木)には、A君の保護者が「いじめがあったのではないか」との思いを持たれ、学校と市教育委員会を訪問して、調査を要請されました。学校としても調査の必要性を感じていたことから、その方法等について保護者と話をいたしました。
以後、翌日にかけてアンケートの実施方法等について、学校と市教育委員会が協議を行い、10月17日(月)〜19日(水)にかけて全校生徒を対象としたアンケート調査を実施いたしました。
10月19日(水)に臨時教育厚生常任委員会を開催し、10月21日(金)からは、アンケート集計に基づき、聴き取り調査を始め、聴き取り結果を整理した後、関係生徒への事実確認を行いました。
10月24日(月)には、学校、市教育委員会が専門家から助言を得ました。
10月25日(火)には、学校が地域支援会議を開催し経過を報告いたしました。
10月26日(水)、一部生徒について、事実確認の結果、いじめ行為があったと学校が判断いたしました。
10月27日(木)、市教育委員会が専門家から助言を得ました。その後、残りの生徒について、事実確認の結果、いじめ行為があったと学校が判断いたしました。ただし、死亡事故との因果関係は判断できません。
10月28日(金)、学校がA君の保護者にいじめ行為について報告を行い、翌日の10月29日(土)、学校がいじめた生徒の保護者に説明を行いました。
以後、家庭訪問、電話、来校を要請するなどして話し合いを継続しております。
11月1日(火)午後に、全校集会で生徒に説明し、集会後、A君に関して伝えられていない情報はないかを尋ねるアンケート用紙を全校生徒に配布いたしました。(翌日以降回収)
11月1日(火)夜に、保護者説明会を開催し、翌日の11月2日(水)から11月29日(火)まで学校において、全校生徒対象に個別の教育相談を開始いたしました。
11月2日(水)、臨時教育厚生常任委員会を開催し、市教育委員会で記者会見をいたしました。
11月4日(金)、市教育委員会において、臨時校園長会議を開催し、経過の報告と教育長の訓辞、今後の各校での取組を指示いたしました。
11月8日(火)、市教育委員会において、小中学校生徒指導主任主事会を開催し、経過の概略報告と、今後の各校での取組を指示いたしました。
11月14日(月)、学校において、学校協力者会議を開催し、経過の報告と意見交流を行いました。
11月25日(金)、市教育委員会と関係機関と会議を行い、「いじめ相談ダイヤル」の開設および教職員研修会について協議いたしました。
11月28日(月)、3年生のPTA学年懇談会を開催し、学校から経過の報告と今後の取組について説明を行い、意見交流をいたしました。
11月29日(火)には、1年生のPTA学年懇談会を開催し、学校から経過の報告と今後の取組について説明を行い、意見交流をいたしました。また、定例校園長会議を開催し、教育長の訓辞と各校での取組を指示し、リーフレット「いじめのない学級・学校づくり」を配布いたしました。後日、小中学校全教職員に配信いたしました。
12月1日(木)には、2年生のPTA学年懇談会を開催し、学校から経過の報告と今後の取組について説明を行い、意見交流をいたしました。
学年懇談会については、批判的な意見もあったものの、前向きに進むという建設的な意見もあり、全体的には良かったのではないかと考えております。
次に、2 関係生徒への関わりについてですが、いじめた生徒については、現在学校へ登校できておらず、学校から家庭訪問や電話連絡を繰り返しているところですが、いじめ行為であったという認識を受け入れておりません。学校としては、粘り強く指導し、いじめたことを反省したうえで学校復帰できるよう関わりを進めていきたいと考えております。
次に、3 学校・教育委員会の反省についてですが、事故後の調査からA君がいじめにあっていたことが明らかとなりましたが、事故以前に学校がいじめを見抜くことができず、早期発見、早期対応ができていなかったことについて深く反省しております。
最後に、4 いじめの再発防止に向けた取組(予定を含む)についてですが、当該中学校の取組として、子ども観察と情報交換の徹底を行っており、具体的には、生徒情報交換会議を毎朝開催し、一日の情報集約を当日中に管理職に報告しております。また、複数教員(1名→2名)による副担任制、学期1回行っていた書き取り調査による生徒の実態把握を月1回に、生徒会によるいじめ対策委員会の設置、学校便りや学校協力者会議などを利用して保護者や地域への取組方針の発信、授業公開や懇談会の開催、家庭との個別の連絡機会を増やす、小さな情報でも一人で判断せず、いじめが発覚した際は直ちに校内の対策会議を開催するなど、情報の共有などの取り組みを薦めているところです。
教育委員会の取組として、当該中学校へのスクールカウンセラーの配置を増員いたしました。10月中は終日配置、11月以降は週2日の配置をしております。また、全小中学校に向けたいじめの未然防止のための指導・啓発、SOSを見抜く、対応手順などを記したリーフレット「いじめのない学級・学校づくり」を配布いたしました。今後、教育相談センター、大津・堅田少年センターにいじめ相談ほっとダイヤルを冬休み前に開設する予定です。また、今学期中に、いじめ相談ほっとダイヤル開設のカードを配布する予定です。12月には小中学校管理職研修会、1月に教職員特別研修会を実施する予定をしております。
いじめについては、今までも把握できれば解決しており、見つけることが非常に困難であることから、子どもの小さな変化にも対応できるよう取り組んでまいりたいと考えております。
 ◆当該サイト――★click here★12月定例会


【2486】 湖岸のA 2012/07/25(Wed) 14:33
ボケの花さん
>役所は管轄を守って、正しく利用させていただきましょう。
この管轄のニュアンスをつかむのが難しそうですね。ここみたいなサイトで情報交換できるのでIT時代に感謝です(^^)

FJNさん
長文のご教示ありがとうございます。
>「教育委員会」という名称を聞いたり読んだり見たりする場合、上の2つがゴッチャになって受け取られることは少なくないようです。ゴッチャになって受け取られることを狙っているのかもしれません。

ごちゃごちゃしてましたが、大津の問題でマスコミ各社が図解で説明してくれたので、大雑把にですが把握できました。

教師の友人知人先輩後輩の集団が事務局を形成している場合も多く、全員教員でなくっても、公務員としては同じでしょうし、隠蔽体質はどうしようもないようですね。

大津の問題も大きくマスコミが取り上げ、連日連夜、教育委員会のくだらない説明が批判され続けています。
 それでも厚顔無恥にも自分たちに落ち度はないような説明を続けることができる人たちもいるんだなぁ。

 あの学校の先生が、人事異動で我が町に来るかも!と考えてると、少し恐ろしい気がします。
 
 会費流用問題に関するトビでしたが、少し流れが変わってしまいました。申し訳ありません。


【2490】 なな 2012/07/27(Fri) 09:46
大津市教育委員会の構成が下記のようです。
ちょっと体にふんばりが効かないので図書館まで行けないので
未確認ですが、朝日新聞に出ていた模様。

大津市教育委員会委員の構成メンバー
岡田委員長は会社員(元市PTA連合会長・元PTA全国協議会副会長)
残りの委員はそれぞれ
元小学校校長
元市社会教員委員
現役医

だそうです。
ここ★click here★でも、
書かれていますが、PTAへの飛び火を懸念しているようです。あー飛び火してほしい。

#朝日新聞はベルマークでPTAとズブズブなので、PTAの闇は本当に追求する気があるのだろうか。


【2491】 とまて 2012/07/27(Fri) 11:22
私も、ベルマークは、PTA会員の思考停止に小さくない役割を果たしているような気がしておりますし、ポイント制や一人一役にも関係が深いと思っています。
「暮らしの手帖」第2世紀 35号 P182-183[1975年]の中で、和田 斉 教育設備助成会専務理事は、
義務教育無償を早く

 「義務教育は、これを無償とする」と、憲法第二十六条はうたっております。これを実現するよう政府に迫ることは、意義があります。わたくしどもも、ベルマークを必要としない時期が早く来るよう願っていますが、今はまだその時期ではないと思います。
と書いていらっしゃいます。37年前ですが。

このサイトはPTA問題を取上げてくださるマスコミ、記者の方々を応援する。というスタンスで行ったらいいんじゃないかなぁ?と…。

長年、文科省もマスコミも、PTA問題をほぼ放置・スルーする傾向にありましたが、2010年2月21日の朝日新聞が、ズバリ、『PTA 実は入退会自由』という見出しで書いてくださったインパクトはとても大きかったと思います。


【2513】 湖岸のA 2012/09/06(Thu) 16:10
まるおさんのブログ等で既にご存じの方も多いと思いますが、記録にも残したいので他との重複を恐れず、書きますね。

えぇーと、読売新聞の和歌山版にPTA会費流用問題が載ったのだそうです。全国版には出ていなかったようで、ちょっとトーンダウンしたような感じを受けます。
記事はYOMIURI ONLINEより引用します。出典:★click here★


PTA会費流用、「保護者の意向だ」と教育長 

 和歌山県の県立高校で、PTA会費などの保護者徴収金が、本来は公費を充てるべき教員の出張費や校舎修繕費などに支出されていた問題で、県教委が実施していた調査結果が発表された30日、記者会見した西下博通教育長らは、「保護者の意向を受けてやってきた」などとして、過去の支出が不適正だったかどうかは明言は避けた。

 一方、PTA会費からの支出を減らして保護者の負担を減らすために新たに使途基準を示したが、その運用にはあいまいな点が残った。

 この日の記者会見で、県教委側は「学校の管理運営・教育活動に必要な経費については、設置者である県が負担することが原則」と基本的なスタンスを示した。その一方、2010年度に保護者徴収金から約3億円が学校運営などに支出されたことについて、西下教育長は<C>「これまでの慣行。保護者の意向を受けてやってきたつもり」と弁解。他の県教委幹部も「(生徒のために使われており)特に問題はなかった」などと繰り返した。

 こうした支出の8割程度は県費で賄えるとみて、今年度内の補正予算で不足分を補っていくとした。だが、全日制学校に通う生徒1人当たり平均約2万3000円の徴収金を減額できるかどうかについては、県教委幹部は「各校のPTAの判断」と明言を避けた。また、校長名で支払いを求めるなど、半ば強制的に行われてきた会費の徴収方法は、「今後学校に指導していく」と述べた。

 新たな基準では、部活動の充実や地域交流など、特色ある事業に限って、PTAなどから自発的な提案があれば、支援を受けられるとした。クラブ活動や進学など各校が特色ある教育方針を打ち出せる余地を残したが、具体的な内容はまだ不明な点が多い。

 県教委の関係者らからは、「あいまいな点も残り、出張費などで今まで通りの使われ方をする可能性もある」と心配する声もある。

 一方、文部科学省財務課の担当者は「会費から支援を受けられる経費について、具体的な例を示したことは使途の透明化を図る上で評価できる」と話した。

(2012年9月1日08時39分 読売新聞)

論点はこうだ
◆PTA会費の流用は保護者の意向
 =会費を流用しようと先導、煽動したのは保護者
 =会費の流用は学校、校長や教職員、県教委の責任ではない

◆PTA会費の流用はこれまでの慣行
 =毎年入ってくる新入生と保護者は慣行など知らない
 =>実際の会計は学校が握っているのでしたい放題
 =>ばれてしまったから、これからは・・・

◆こうした支出の8割程度は県費で賄える
 =PTA会費の8割は必要ないってことにもなる
 =PTAへ強制入会をとらなくて学校運営はできる
 =3億円の8割=2.4億円は保護者の負担しなくてよかった金=税外税!
 =知っているのに知らんぷりの県行政(無責任体質)
 =PTAに入って金払っている奴らの8割は騙されてたことが証明された
 =PTA会員は8割が被害者
 ★高校のPTAに入会している馬鹿らしさがわかったんじゃない?!
 (ちなみにボクはIQ低い田舎者やけど、すでに非会員だぜぇ〜)

◆校長名で支払いを求めるなど、半ば強制的に行われてきた会費の徴収方法は、「今後学校に指導していく」
 =読売新聞いわく「半ば強制的に行われてきた会費の徴収方法」
 =今後どのように指導するのかに注目!!


【2514】 FJN 2012/09/06(Thu) 19:09
「和歌山県の県立高校」の「PTA会費」って「保護者徴収金」だけなんでしょうかね?
「PTA会員」のうち、保護者会員からだけ現金徴収していて、教職員会員からは現金徴収していないのでしょうか??
もしも教職員会員からも現金徴収しているのならば、どこかの新聞で、「教職員会員からの現金徴収分」と「保護者会員からの現金徴収分」の割合を明示してもらいたい気がします。
その2つ以外に「PTAに入ってくる現金」があるのならば、それだって明示してもらいたい気もします(笑)。


【2515】 湖岸のA 2012/09/07(Fri) 13:04
FJNさん >

それは道理ですね!
PTA会費は教職員からの会費も当然含まれているのでしょう。(でも、教職員は出張費補填とか「お金を貰う側」ですから全員同意に間違いはないでしょうね。)

で、割合が分かれば次のステップに何が来るのでしょう?ちと、わからないです(*_*)


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