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道徳の教科書に「PTA」と載せてはいけないか?/門真市立中学校のPTA関連訴訟/学校教育と法
【5755】 FJN 2017/04/01(Sat) 14:25
日本経済新聞の記事≪道徳教科書、事細かに注文 パン屋を和菓子屋に…≫(2017/3/25 11:52)★click here★の第1段落を貼ります。
高齢者を尊敬する気持ちを育むため「消防団のおじさん」が「おじいさん」に、国や郷土を愛する態度を教えるため「パン屋」が「和菓子屋」に――。
24日に文部科学省が公表した小学校の道徳教科書の検定では、教科書会社が細部にわたって記述を修正するケースがみられた。
学習指導要領で示した内容に照らし、申請時の記述が不適切とされたためだ。

一読して私は『え? 道徳とかって、もしかして店名≪○○ベーカリー≫の子供がイヂメに遭うことを想定しないの?!』と杞憂しました。

それから、数年前、横浜市立の小学校で、以下のような感じの文書が配布されたのを思い出しました。
「PTAという名称には強圧的なイメージがあるから変えましょう。育つ会とかいった感じの名称に変えましょう」という提案があったので協議して変えます。
その小学校の学校長の責任で児童の家庭に配布された文書に、そう書かれていました。

道徳の教科書に「PTAのお母さんお父さんがたのおかげで私たちは楽しい学校生活を送っているのです。感謝しましょう」といった趣旨の教材文を載せたい場合、【PTA】という表記では文科省から×をくらうかもしれません。
そして【育友会】やら【先生と保護者の会】やら【御節会】(オセッカイ)やらの表記ならば〇となるかもしれません。
・・・これも杞憂です、私の。

「学校教育と法」については、学事出版から、
≪先生のための学校トラブル相談所59の事例で学ぶ危機管理≫(2016)★click here★
が出ていて参考になりそうです。
3分割の論文<PTAの法的地位>(【5865】★click here★参照)を書いた星野豊さんが編著者です。

【5756】 とまて 2017/04/02(Sun) 15:23
和菓子が好きじゃない人は不道徳なんですかね?
何だか脱力するニュースでしたね。機会があれば、丸ごと一冊読んでみたい気もします。

尚、『PTAの皆さん=保護者』というような誤解が生まれると困るので、PTAのお父さんやお母さんや先生という風に略さず書く習慣が定着すると良いと思います。
(PTAに入っている自覚が無い先生もいらっしゃるようで…)
卒業式の校長の挨拶などでも「PTA活動にご協力いただいた保護者と教職員の皆様」と一々略さず発声すると、PTAがボランティアであるというイメージが定着しやすいのではないかと…(^^)。


【5816】 FJN 2017/10/08(Sun) 09:10
ここ数年、いわゆる【PTA】の「不道徳性」が裁判所や議会で指摘されている、といえるような気がします。
今年の6月、
大阪府の門真市の市議会で「PTA裁判」を巡って質疑応答がありました。
「熊本PTA裁判」にも触れられています。
以下、コメント[5815]★click here★の後半部分を再掲します。

今年6月14日(水)に開催された【文教こども常任委員会】の会議録から貼ります。
(●門真市議会会議録サイト参照●――★click here★
適宜改行して貼ります。〔 〕の箇所はFJNの補記です。
◆戸田 委員
 〔中 略〕 五中PTAの提訴問題についてであります。
 クエスチョンの1、最近、五中の保護者の御夫婦が、五中PTAに関して民事裁判に訴えた事件があり、原告側から、私も含めたかなりの数の門真市議会議員に対してそれに関する資料、情報が寄せられております。また、教育委員会からこの件についての議員への説明も行われました。
 さて、この提訴というのはどのようなものなのか、以下の点を説明してください。
 まず
(1)原告の人数、五中における立場、五中PTAにおける立場。また、原告が代理人を、弁護士をつけているかどうか。
(2)原告の要求項目はどういうものか。これは具体的に述べてください。
(3)被告とされたのは、団体としてのPTAか、会長個人か。五中や教育委員会及び市も被告なのかどうか。
(4)被告側の対応姿勢はどうか。全面的に争う意向か、また、被告側は弁護士を立てているのか。
(5)五中や市教委はこの提訴にどのようにかかわる姿勢か。PTAという以上、五中の先生方もPTAの一員であるはずだが、PTA会員である先生たちはこの提訴にどのようにかかわるのか。
(6)第1回目の法廷は、いつ、どこで行われるのか。
 以上、まとめて答えてください。

◎三村 学校教育課長
 五中PTAの提訴問題についてであります。
 まず1番目。原告の人数等でありますけれども、個人のプライバシ─の侵害や子どもたちへの影響も危惧されるため答弁を控えさせていただきます。
 二つ目。原告の要求項目等ですけども、原告の請求の趣旨は、PTA会費過去年度分全額返済7200円。精神的苦痛による慰謝料19万円。会計帳簿等閲覧等請求であります。なお、訴訟費用を被告の負担とすることも求められております。
 三つ目。被告とされた団体としては、PTAか会長個人かということでありますが、被告とされたのは門真市立第五中学校PTAという団体でありますが、詳細は控えさせていただきます。
 四つ目。被告側の対応姿勢ということですけれども、裁判に影響を及ぼす可能性も考えられるため、答弁を控えさせていただきます。
 五つ目。五中や市教委のかかわる姿勢ですけれども、教育委員会といたしましても、今回の事案は五中より報告、説明を受けており、五中の対応について指導、助言は行っておりますが、訴状では、被告が門真五中PTAと記されていることからも、教育委員会が直接この提訴にかかわるべきものではないと考えております。会員である五中教職員については、被告の構成員という立場でかかわることになります。
 六つ目。第1回口頭弁論は、6月20日火曜日の10時半より大阪地方裁判所第1009号法廷で行われると聞き及んでおります。

◆戸田 委員
 答弁控えるという部分は、今の段階ではやむを得ないかなと思って次に行きます。
 クエスチョンの2番目、原告は、PTAは任意加入の団体であるのに、五中PTAでは全員強制加入であるかのような制度、体制でPTA会費が徴収されてきたと主張しているようですが、具体的にはどのような事例を列挙しているのか。原告の主張をそのまま紹介してください。

◎三村 学校教育課長
 訴状によると、入学式及び入学式前に行われた説明会などいかなる機会においても、PTAが任意団体であり、当該校の附属的機関ではないという説明はなされておらず、原告においてはPTA入会が中学校入学時に強制及び必須であると誤解し、当該校が保護者に課す学校経費、給食費、生徒会費、教材費、積立金と同列扱いかのように錯誤させられ、いわゆる、抱き合わせ徴収を2年間にわたり強制させられていた。
また、学校納入金、給食費、生徒会費、教材費、積立金、PTA会費の総合計は、1円でも足りなければ引き落としはされず、後日、子どもを通して残高不足による振替不実行の書面を手渡され、全額分の現金徴収を催促される。つまり保護者各位においては、PTA会費だけを割り引いて納入する自由的選択権利は与えられておらず、明らかなる強制の手法で施行されている
と主張されております。

◆戸田 委員
 PTAの加入問題については、新聞でもよく取り上げられる事案なんですけども、今の実態を聞きますと、これは、強制加入もどきをやっていると批判されても仕方ないと思うんですね。
やっぱり改善しないといけないと思います。
五中において、PTAが全員強制加入の団体ではないと。
あくまで任意加入の団体であることを明確にした会費徴収やいろんな説明がなされるべきだと思いますけども、五中において、現在はそういう改善はされているのか、されているとすれば改善の具体を答えてください。
 また、提訴の段階で、これまで、過去からPTA不加入の五中の保護者というのは存在したのかどうかもあわせて答えてください。

◎三村 学校教育課長
 これまでは、入学説明会等において口頭でPTA活動への協力をお願いしておりましたが、今年度につきましては、4月10日月曜日付で保護者向け文書を発出し、PTA活動への協力を求めているとのことであります。
その中で、不参加の場合は、4月13日木曜日までに電話にて連絡いただく旨の文章を盛り込んでおります。
 また、これまでの提訴段階までですけども、提訴段階まででPTAに不加入の五中保護者はいないと聞き及んでおります。

◆戸田 委員
 五中では、PTA不加入の例は過去にないということですね。
それと今、新たに改善されたと紹介された例なんですけども、たった3日間の猶予しかないと。
それで電話しろということですね。
これだとちょっと唐突だし、連絡しにくいというのがありますね。
これはやっぱりちゃんとした余裕をもっと設けて、文書でもファクスでもいろんな形で不参加が言えるような、そういう形に切りかえるべきだと思います。
こういうふうな改善をさらに進めていってほしいと思うんですけどもどうでしょうか。

◎三村 学校教育課長
 今後、先ほど委員に御提案いただいた中身を参考に、より改善できるよう助言してまいります。

◆戸田 委員
 よろしくお願いします。
 それでは、クエスチョンの5、五中における従来からのPTA会費徴収方法やPTAが任意加入団体であることを保護者への配布文書で明示せず、口頭説明だけだということは、門真市内のほかの小・中学校でも同じじゃないかという気がするんですけどもいかがでしょうか。

◎三村 学校教育課長
 各学校において、口頭で説明している学校や文書にて参加が任意であることを明示した上で承諾書をとっている学校もあり、対応のあり方はさまざまであります。

◆戸田 委員
 社会的にもいろいろ問題になって久しい事案でもありますから、よりましな方向へ、各学校とも進めていただくようお願いします。
 次は、クエスチョンの6、そもそもPTAとはどういう団体なのかと。
わかっているようでちょっと詳しく知らない部分がありますので、正式名称、設立目的や団体の定義、法律や市の条例での位置づけ、門真市や大阪府・国における所管などについて説明してください。
 また、PTAには、他団体から介入を受けないという規定もあるようですけども、学校当局や教育委員会、市当局とPTAの関係についても説明してください。

◎牧薗 社会教育課長
 正式名称はParent Teacher Associationであります。
PTAは、児童・生徒の健全な成長を図ることを目的とし、保護者と教職員が協力して学校及び家庭における教育に関して理解を深め、その教育の振興に努め、さらに児童・生徒の校外における生活の指導、地域における教育環境の改善、充実を図るために会員相互の学習、その他必要な活動を行う社会教育団体であります。
また、PTA組織として位置づける法律、条例はございません。
 所管は、国では文部科学省生涯学習政策局社会教育課、府では教育庁市町村教育室地域教育振興課が所管しており、門真市PTA協議会は、教育委員会教育部社会教育課が窓口となっております。
 関係性につきましては、まず、学校とPTAとは、保護者と教職員が会員となり、PTAを組織していることから、児童・生徒の健全な成長のため協力し合う関係であります。
また、市と教育委員会とPTAの関係性は、社会教育法第12条に「国及び地方公共団体は、社会教育関係団体に対し、いかなる方法によつても、不当に統制的支配を及ぼし、又はその事業に干渉を加えてはならない。」と規定され、各単位PTAごとに自主・自立された活動を行われております。

◆戸田 委員
 ありがとうございました。
いかなる方法によっても不当に統制的支配を及ぼし、その事業に干渉を加えてはならないと、非常に厳しい規定がされているというのは改めて驚きます。
 また、普通考えたら、学校の現場で学校のPTAだから、学校教育課が担当かと思うと、これは、社会教育団体だから社会教育課の担当なんだと。
PTA協議会はそうなるんだということは、ちょっと意外と言えば意外な話です。
 次の質問に移ります。クエスチョン7、PTAと教員との関係について聞きますが、この場合は校長、教頭も含めます。
 まず
 (1)学校の教員の加入の実態はどうなっているのか。校長、教頭、一般教員それぞれが参加しているようだが全教員が加入しているのか。加入教員のPTA会費支払いは個人負担なのかどうか。
 (2)教員のPTA加入やPTAの会議や活動への参加というのは、教員の職務なのか個人活動なのか。
 (3)教員が参加するPTAの会議や活動は、具体的にどういうものがあるのか。いろんな違いがあるとすれば、五中のことを念頭に置いて答えてください。

◎三村 学校教育課長
 まず、学校の教員の加入の実態ですけれども、五中に関しましては、非常勤の方を除くと全職員が加入しているとのことです。加入教員の会費支払いは個人負担となっております。
 二つ目。職務か個人活動なのかということですけれども、教員のPTA加入は原則個人活動でありますが、実質PTA担当教員等はPTAの会議や活動に職務として参加する場合もございます。
 三つ目。具体的にということですけれども、PTA担当教員につきましては、定例の運営委員会への参加や行事の運営、その他の教員につきましては、担当委員会の行事参加やPTAバレー等、門真市PTA協議会の行事への参加等がございます。

◆戸田 委員
 この項目はあと二つの項目で終わりますので。この項目についてはね。
では行きますね。
 非常に部活動への教員の負担も大変だと言われてますが、PTAの活動も非常に大変。
個人負担で、個人で加入してください。
職務なのかどうなのか、どうも曖昧な部分もありながらという大変なことだということもちょっと感じながらクエスチョンの8行きます。
 さて、PTAに学校施設を無償で利用させることや、また、反対にPTAが学校に労務や備品等を無償で提供することについて。
法や条例での規定や制限などについて説明してください。

◎牧薗 社会教育課長
 学校施設を無償で利用することや、学校に労務を無償で提供することは、PTAの目的である児童・生徒の健全な成長を図るため、学校と協力して行っている活動でありますので、法や条例での規定や制限などはないと考えております。
 また、備品等につきましても原則公費で賄えるものでありますが、必要に応じ、PTAの任意により無償で提供することは可能であると考えております。

◆戸田 委員
 この項目最後の質問です。
クエスチョンの9、
〔(1)〕これまで、門真市では、保護者がPTAに関して訴訟を起こすことはなかったように思いますけども、市教委の認識としてはどうでしょうか。
 2、〔→(2)〕全国的に見ると、PTAの加入の任意性や会費の徴収のあり方や使い方をめぐって幾つか裁判が起こされ、判決も出されているように思うが、主な判決や提訴や判決についてはどのようなものがあるか。
(3)たとえ、学校や教育委員会が裁判の当事者ではない場合であっても、PTAをめぐる訴訟のように公立学校の現場で発生している問題については、学校現場で発生している問題である以上、教育委員会としても法律的知見を深めるよう情報収集や研究に努め、保護者や市民から見解や助言を求められたりした場合に適切に対応できるようにしていくべきと思いますがどうでしょうか。

◎三村 学校教育課長
 これまで、本市においては、保護者がPTAに関して訴訟を起こした例はございませんでした。
 他の判例についてでありますが、PTA加入に係る訴訟については、2014(平成26)年に熊本地裁に起こされた訴訟がございます。小学校のPTAをめぐり、加入していないのに不当に会費を徴収されたなどとして、PTAに会費の返還などを求めた訴訟で、和解条項には、入退会が自由であることをPTA側が保護者に周知するよう努めることなどが盛り込まれております。その他、PTAに対する幾つかの判例もございます。
 三つ目、市教委としての適切な対応についてでありますが、教育委員会といたしましても、学校現場への助言者として情報収集や研究に努めてまいります。

◆戸田 委員
 どうもありがとうございました。
PTAに介入してはならないということがある一方、教員も、個人個人の全教員がPTAの会員になっているとか、いろんな微妙な問題がありますので、今後ともいろいろな研究を深めて、解決に向かうように頑張っていただきたいと思います。
 以上です。

なお、
この「門真市立中学校のPTAが提訴された裁判」については、
<accuserのブログ>★click here★
からも情報が得られそうです。
英語アキューザー(accuser)の日本語訳は「原告/告発人」です。


【5859】 FJN 2018/02/21(Wed) 08:19
【5858】★click here★で紹介したように、
ブログ<SPIRIT WALKER>が、
エントリ≪PTAを道徳面から考える≫
――をアップしています。
このエントリが前川喜平さん(文部科学省の事務次官OB)に触れているので、
前川さんがシンポジウムで道徳の教科書を話題にしてパフォーマンスした場面を、
YouTubeプログラムからメモしておきます。
◆「おはようございます」の挨拶の仕方――★click here★


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